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リフォームの費用について

リフォームを考えている人にとって、一番の不安はお金にまつわることらしい。

「何をどの程度したらいくらくらいするのか?」
「工事にかかると追加予算が発生して結局予算オーバーするのでは?」
「業者は限られた予算内で誠実に対応してくれるのか?」
等々不安は尽きないようである。

そんな不安に答えてくれるものに
見積もりシュミレーターとか
見積もりガイダンスシステム
等と呼ばれる、リフォームしたい場所と条件を入力すると、概算予算が出てくるようなシステムがあるので利用して予算の目安をつけておくのがいいでしょう。

但し、実際の工事では基礎や構造の状態、下地をどうするか材質に何をチョイイスするかで随分幅が出てきますから、あくまでも目安と捉えるのがよいでしょう。

そして契約し、工事に取り掛かってから基礎や構造躯体に思わぬ老朽化が進んでいたり、補強が必要になることもありますから、準備する
お金は多めの手当てが必要です。

国土交通省の「住宅市場動向調査」によると、平成17年度の1年間に自宅をリフォームした人が支払った資金総額は平均で179.5万円でした。これに対し、自己資金の平均は163.8万円で、自己資金比率は実に91.3%に達しています。リフォーム費用の多くが自己資金で賄われていることが分かります。

又、リクルートが発行する「Goodリフォーム」誌が費用300万円以上の大規模なリフォームを行った読者を対象に実施した調査では、29.3%の人が借り入れをしているという結果が出ています。平均借り入れ額も867.9万円と高額です。

そこでどのような資金調達が可能かを調べると
住宅金融支援機構のリフォーム融資は、工事費の80%を上限に、最高1000万円まで借りられます。もし住宅債券積み立てや住宅積み立て郵便貯金をしていれば、さらに加算を受けることもできます。返済期間は最長20年となっています。

中古住宅を購入し、同時にリフォームするときは、「リ・ユース住宅購入融資」とリフォーム融資を一緒に申し込むことができます。支援機構の融資では、バリアフリー工事や省エネルギー工事、耐震改修など、基準に沿ったリフォームを行うと、金利の優遇が受けられるのも特徴です。

 また、60歳以上の人が一戸建ての自宅をバリアフリーにリフォームする際は、「高齢者向け返済特例制度」が利用できます。この制度では、毎月の返済は利息のみ。元金は借り入れた人が亡くなったとき、住宅を担保処分するか、相続人が支払うか、いずれかの方法で一括返済する仕組みになっています。

又、銀行でも融資を受けられます。
融資額は最高500ー1000万円と、金融機関によってやや開きがあり、最長返済期間も10年─15年の幅があります。

 特に同じ銀行で住宅ローンを借りていなくても、リフォームローン単独の利用が可能ですが、多くの銀行は給与振り込みや公共料金の口座振替など、条件による金利優遇制度を設けています。

 また、みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行では、バリアフリー対応のリフォームに対しても、金利の優遇を行っています。

自治体の融資や制度の活用
自治体によっては、居住者を対象にリフォーム融資のあっせんや利子補給などの制度を設けているところもあります。特に、戸建て住宅の耐震診断については全国の市区町村の52.4%、耐震補強については27%が何らかの補助を行っています(平成18年10月現在)。

 また、介護保険では、要支援・要介護認定を受けた被保険者が、手すりの取り付けや床段差の解消などの一定の改修を行ったとき、上限20万円(自己負担の1割)の給付を行っています。自治体によっては、介護保険の対象にならない高齢者や、介護保険の給付に上乗せできる助成制度を用意しているところもあります。

リフォームと税
リフォームで住まいの価値が上がった場合は、その分の不動産を取得したことになるので、不動産取得税がかかります。さらに、住まいの所有者以外の人、例えば親の住まいの改築に子が資金を出した場合は、贈与税がかかります。しかし、資金を出した応分の割合で、登記をすれば、課税はされません。
また、融資を受けた人は、償還期限が10年以上、100万円を超える融資金額、などといった条件を満たせば、所得税の一部が控除の対象となる場合があります。確定申告を行って控除を受けられます。

リフォームに追い風
人口減少や高齢化、経済のグローバル化、地球環境問題の深刻化などの現状を踏まえ今住宅関係でも、耐震・省エネ・高齢化の3つのテーマについて、リフォームに対する税の優遇措置がそろっている。

 また、08年度からは「住宅履歴情報」の制度づくりも始まる予定。リフォームが記録に残り、住まいの価値向上につながるようになれば、持ち主もより積極的にリフォームに取り組むようになる。

リフォームにとっては、まさに追い風だ。
そしてリフォーム業界もユーザーの「予算の不透明からくる不安感」に
大手リフォーム会社が次々と「定価制」の全面改装メニューを打ち出している。